ランニングを継続できない人の問題点とは【本質的な解決策を解説】


タイムや距離を伸ばすためにランニングをしているのに、怪我をしまった。
そんな時はやりきれないものです。あたたも一度は経験ありませんか?
もしかしたら何度もですか?

ランニングがやめてしまう最も多い原因の一つとして、ランニングによる怪我があります。

ランニングを長く続けていくためには、そういう経験といかにうまく付き合うかが大事なのです。
そんな時、必要になるのが「損切り」という考え方です。

今回は、ランニングでいう「損切り」とは、どんな考え方なのかについてのお話です。

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ランナーの損切りができない深刻さ

「損切り」と言うと、よく投資で聞く言葉ですよね。

例えば、100万円で会社の株を買ったとします。
上がると思って買ったのに、下がってしまった場合、90万円まで下がったら売却する(決めた金額以上に下がる前に手を打つ)。
つまり、これ以上下げによるダメージが大きくならないように売却することです。

10万円損をしますが、それ以上損をすることはありません。
10万円損するのがイヤだからと言って売却せずに持ち続けると、
さらに値下がりして大損してしまうかもしれません。
だから損は早いうちに切ってしまおうというわけです。

これは投資の世界に限らず、ビジネスやランニングにも共通する考え方です。

例えばマラソン大会出場を決めたとします。
それに向けてトレーニングをしていたが、途中で怪我をした。

そういった場合、多くのランナーはこう思います。
「今まで頑張ってトレーニングを積み重ねてきたんだから、ここで諦めるわけにはいかない!」

あるいは、
「痛くて走るのをやめるほど、私は根性ナシではない!」

このように、休まず走り続けて怪我がどんどん悪化して、
目も当てられないということはよくあります。

怪我したことがある人は、この気持ちわかりますよね?
がっくりきますよね…。
なんで自分は運が悪いんだろう、なんて落ち込むこともあります…。

でも実際そうなんでしょうか?プロのランナーは怪我をしないのでしょうか?

実はそんなことはありません。どれだけ走るのが上手な人でも思った通りにいかないことは、
日常茶飯事なのです。

ちょっと意外だったでしょうか?
ではランニングで結果がでる人と、そうでない人の違いは何なのでしょうか?

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ランナーの損切は次の成長を促す


プロのランナーと、怪我をしてやめてしまう人との違いをもたらす違いとは何なのか?

それは怪我をするかしないかではなく、
怪我をした時の損切りが上手くできるかどうかの違いです。
上手くできるというのは、休むということを躊躇なくできるという意味です。

絶対成功するものなんてないので、チャレンジの数が多ければ多いだけ、
キャリアが長ければ長いだけ怪我することも多いですが、
そういう時は素直に現状を認めて、できるだけ早く次のチャンスに繋げます。

そうするとチャンスの数は必然的に増えていきます。
チャンスの数が増えれば当然成功しやすくなります。

経験を積めばどんどん上手くなりますから、
怪我をする場合が分かってくるので怪我をしにくくなります。

要するにですね。誤解を恐れずに乱暴に言うならば「数撃ちゃ当たる」なのです。
そごく乱暴な言い方ですけどね。

ウォーキングでさえ、続けていればいずれ足が痛くなります。
タイムや距離を伸ばすために追い込むのに、
ランニングで怪我0を狙うのはそもそもおかしな話なのです。

自分が何を狙っているのかを冷静に考えてみましょう。
私たちのような凡人は、何度も何度もチャレンジしながら上達していくのが、最も現実的な正攻法なのです。

話を戻しますが、そこで重要になってくるのが「損切り」なのです。

ランニング中に怪我をしてしまった時に、諦めずに走り続けるのではなく、
さっと休んでしまって怪我の回復に努めます。

損して時間と労力に意識を向けるのではなく、その次にチャレンジすることに意識を集中します。

損をした分は勉強代です。
勉強代が多ければ多いほどそれだけ早く知識や精神面で成長できますから。

それにですね、走り続けて失うコストを考えてみてください。
これは結構見落とされがちなんです。

怪我して走り続けると間違いなく怪我が長引きます。
長期的に考えて、怪我無く健康で走れる回数は少なくなるでしょう。
次のチャンスどころではなくなるのです。

走ると決めた大会に出場することも大切ですが、
怪我して頑張って得られるリターンがあればいいのですが、
怪我の場合、たいしたリターンもない、ただ気疲れするだけという痛いパターンです。

これが損切りできないと陥るパターンです。
損切りがいかに大事かお分かりいただけたでようか?

自分の状態が今どうなっているのか、こういう分析は大事ですので、
いい機会だと思って考えてみてください。

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