ランニング情報の収集方法は「自分にメリットのある情報だけ」集める


ランニングの情報収集に関して、私の場合は「自分にメリットのある情報のみ」を収集しており、具体的には下記のとおり。

・ランニングに活かせる
・未来予想できる
・モチベが上がる

基本的には上記3パターンで、例えば「適当な読書」とか「多読」とかは必要ないと思っています。

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人の意見と自分の意志を混合しない

情報の収集方法には様々なものがありますが、
書籍は一番、情報の提供者の意見・主観がはっきりでている媒体で非常に役に立ちます。

しかし、「本に書かれている情報だから採用する」という論は成立しないと覚えておきましょう。
その情報は、「著者だからうまくいった情報」かもしれませんし、
「著者の教え子がうまくいった情報」かもしれません。
あなたがそれを採用したところで、うまくいくとは限りません。

直接アドバイスを求める場合も、「人の意見」には主観や性格といった、
隔たりがあることを忘れてはいけません。

ノウハウにも相性があります。自分にとって有効な手段でなければ、
どんなに良いものだろうと、間違ったアドバイスなのです。

情報のインプットは大切ですが、それをそのまま「基準」としないこと。
「正解」あるいは「絶対」と思い込まないことです。

情報を集める際は、多角的な視点で、多様な情報を集めるといいでしょう。
あえて全く違う視点からの情報も、意識してインプットしましょう。

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情報をインプットしたり、アドバイスを得る「目的」とは、あなた自身の意思決定力を鍛えることにあります。
決して、他人の意見をそのまま自分の意見として取り入れることではないのです。

利害がからむアドバイスは「情報」にならない

あなたが目標を決め、それを達成するためにリサーチして情報を収集するのは、
間違ったことではありません。しかし、くれぐれも注意したいのが、情報源です。

私が初めてマラソンに挑戦しようと決めた時、
参考にしたのがプロランナーを何人も育成したことがある経験豊富な方の書籍でした。

その書籍で紹介されている練習メニューを愚直に消化していったのですが、
結局、右足を怪我してしまいました。

後になって分かったことですが、私には強度の高すぎる練習メニューだったようです。

その後、私はもっと負担の少ない方法で目標を達成しています。

私が手にしたその書籍で目標を達成した人もいるでしょう。
ただ、その書籍には私が求める結果が同じだけで。
挑戦する人のレベルが書かれていなかったのです。

これは当時の私のような初心者が求める情報どころか、
厳しい言い方をすれば、「その人の生徒がうまくいったノウハウ」だったということです。

自分なりの仮説や判断基準をもっていれば、
その情報の質を見極めることもできますが、
初心者のランナーだと、思わぬところで足をすくわれ、
間違った意思決定をしてしまいます。

人には様々な思惑や利害がありあす。あなたのためにと思ってくれていても、
書籍、親、友人、であっても、その人のアドバイスには何らかの「バックグラウンド」があるのが普通です。

この事実を踏まえて、情報をインプットする際には、自分の意見や目的を常にクリアにし、
「うかつにまどわされない」という自覚をもつに越したことはありません。

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