睡眠不足はランニングの大敵だと言われています。
なぜなら、いくら食事に気を配り、マッサージなどで疲労回復に努めても、
睡眠が不足していると、ランニングの質が下がるからです。
しかし、必ずしも睡眠時間が長ければ良いというわけではありません。
睡眠は、何時間寝たかより、質の高い睡眠をとることの方が重要だからです。
あなたは、質の高い睡眠をとれていますか?
ランニングを始めても、大半の人は挫折しますよね。
その理由は、「ランニングを続けることは、想像以上にシンドイから」です。
しかし、睡眠の質が改善されれば、その痛みは和らぎます。
というわけで、今回は睡眠の質についてのお話です。
※私が情報を集め、実際に取り組んできたことを、経験に基づいて執筆します。
睡眠の質を上げる方法
しっかりと睡眠をとるためには、
この2点がしっかり守られていれば、日中のパフォーマンスは高くなります。
要は、睡眠の質が高まるということです。
覚醒物質の摂取をひかえる
覚醒物質とは、カフェインが含まれるもの、アルコールを飲んだ時に出てくるアセトアルデヒドなどのことです。
これらの物質の血中濃度が高い状態のまま寝てしまうと、睡眠が浅くなり夜中に目覚めてしまうことがあります。
そのため、摂取する時間と量に注意する必要があります。
睡眠環境を良くする
さらに睡眠環境を整えることも大切です。では睡眠環境はどのようにして整えるのでしょうか?
細かいことを言い出すとキリがないくらいあるので、効果が高いもをご紹介します。
人の睡眠は寝始めが一番深いといわれています。ですからここを一番大事にする必要があります。
具体的な方法は、
寝る前に「お風呂に入る」
上記のとおり。
ん?って感じですよね?詳しく説明します。
人間には2つの体温があると言われていて、それは「皮膚体温」と「深部体温」です。
「皮膚体温」は書いて字のごとく体の表面の温度のことで、
「深部体温」は筋肉、臓器、などのカラダの内側の温度のことです。
よく「眠る時は体温が下がる」といわれますが、これは「深部体温」のことです。
そして深い眠りにつけるのは、深部体温がしっかりと下がった時なのです。
でも先ほど「お風呂に入る」と言いました。逆じゃない?と思いますよね?
これについてもご説明します。
たしかにお風呂に入ることで「深部体温」は上がります。
ただですね、人間の体には「ホメオスタシス」という元の状態に戻ろうとする力が働きます。
感のいい方は気づいたと思いますが、そう、お風呂に入って大きく深部体温を上げた後に、
大きく下げる、湯冷めの効果を利用するのです。
ただ注意点があって、ホメオスタシスによって深部体温が徐々に下がるのに、
だいたい90分と言わていますので、お風呂に入るのは寝る90分前が理想です。
お風呂に入らずシャワーで済ませる場合は、当然お風呂ほど深部体温は上がりませんので、
それだけ時間が短くなります。
寝室の環境もすごく大事
そのほかにも、寝室は毎日寝る前に一度は換気するようにし、温度、湿度をコントロールします。
寝床は清潔に保つようにし、枕元には電磁波を避けるためスマホは置かないようにしていました。
なんせ我々人間は幸せな人生のため、多ければ1日の3分の1寝ているという生き物ですから、
人生の3分の1は睡眠なわけです。
そう聞くとなんだかもったいないな~と思いがちですが、
それくらいの時間を投資してもメリットは計り知れないものです。
睡眠は記憶の整理をしてくれたり、免疫力向上であったり、成長ホルモンをドバドバ出して、
アンチエイジング効果もあったりとメリット満載です。
そんなに大事なものなのに、多くの人は意外と睡眠を軽く見ています。
あなたはそんなことがないように質の高い睡眠を目指してください。
ランニングの質は、集中力がカギ
ランニングの質を上げるためには、集中力が必要です。
集中力を高めるためには、質の高い睡眠が必要です。
集中力がランニングのクオリティーを上げる
ランニングに限らずですが、集中力を高めることができれば、クオリティーが上がります。
そのためには、睡眠に「時間をかける」のではなく、「質」を上げる方向にもっていくということです。こういった日常生活をちゃんとすることで、エネルギーが溜まっていきます。
逆に日常生活が破綻していると、どんどんエネルギーが漏れていきます。
そうすると、疲れやすくなったり、何となく気分が乗らなったりしますので注意しましょう。
質の高い睡眠がとれなかった時の対処法
仕事で帰宅が遅い時間になった時や、ストレスなどで思うように睡眠が取れなくなるこがありました。睡眠不足が慢性的になると、疲れが溜まって辛くなってきます。
そのような時には、仮眠(昼寝)を取り入れました。10分だけでも、十分に効果が見込めます。頭も回るようになるし、カラダもずいぶんとらくになります。
眠らなくても横になるだけで、血液が内臓に回り疲労が回復しやすくなります。
というわけで今回はこれくらいにしようと思います。
これからも、質の高い睡眠を実現してランニングの継続頑張ります。
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