ランニング練習は頻度より質?結局ラクなのはどっち?


今回は、省エネで走れるようになるために必要な「反復練習を持続させる能力」についてのお話です。あなたはこう考えたことはありませんか?「もっとラクに走れる方法はないのか?」

ランナーであれば誰もが思う、疑いようのない事実です。
究極、ランナーは同じ距離をいかに速くラクに走れるかなのです。

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ランニング練習を省エネで走れるようになるために大切なことは?

プロのランナーの着目すべき点は、パワフルな走りよりも、日々、コツコツと反復練習を繰り返せることです。
この反復練習があるからこそ、スランプに襲われても、短期間で見事に脱出できるのです。

目立たないところで黙々と反復練習を持続させる。ランナーにとってこの要素は、
とても大切なことです。

結局、安定性とは、地道な反復練習を持続させることで、
自分にとって最高の状態を高い確率で再現できる能力なのです。

ランナーに限らず、サッカーや野球のスーパープレイは見ている人を魅了しますが、
超一流のアスリートを支えているのは、そのような派手なパフォーマンスだけでなく、
目立たないところできっちり堅実なプレーをこなすことができる能力です。

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しかし、残念ながら一挙にパフォーマンスを引き上げる「魔法」は存在しません。
一流の選手がそうであるように、黙々と繰り返す反復練習こそ、いまだに上達の最強の手段なのです。

ランナー上級者は省エネで体を動かせる!

反復練習の効果は、練習を繰り返すと消費エネルギーが顕著に減少するのです。
同じ速度で走ったとき、初心者よりも中級者のほうが、中級者よりも上級者のほうが、
明らかに効率よく走っています。

ランナーのレベルが高くなるにつれて、同じ速度でも酸素摂取量が小さくなっています。
つまり、上級者ほど経済性が高い走りをしているのです。

マラソン選手を比較すると、成績のよい選手は同じ速度でも酸素摂取量が低いのです。
酸素摂取量は、運動を遂行するエネルギー量を示す尺度ですから、無駄のない動きをして、
エネルギー消費量を少なくしているのが上級ランナーの共通点。

これも反復練習を通して、経験を積み重ねることによりマスターできるのです。
ただ、こう言うと休まず長く続けることだと勘違いする人がいます。

この反復練習は休まず続けることではありません。休みながら反復練習を継続することが大切です。練習のポイントは「休憩や休みの日を挟んだ練習をすること」です。

「練習しているときよりも、むしろ休憩している時に上達する」という考え方があります。
練習は、休憩とセットなのです。

さいごに

いかがだったでしょうか?

・地味だけど反復練習で省エネラン
・休みをとりながらやるほうが上達が速い

以上の2点、まだでしたら、あなたの練習に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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