ランニング疲労が抜けない理由、オーバートレーニングは完全無駄


挑戦は大切ですが、それとセットで「失敗&休養」も大切。
ランニングを継続できるランナーって、走りすぎな印象。
次に必要なのが「失敗の見極め」だったりします。

休むことの大切さ、の話です。
挑戦と失敗と休養は、セットです。

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挑戦よりも、諦めることが大切です

挑戦することは素晴らしいです。
しかし、諦めることも大切です。

初回では成功しないので、諦めが必須

走れば走るだけタイムが伸びてスタミナがアップする、そんな時期は楽しくて走り過ぎてしまうことがあります。

挑戦するのは素晴らしい。そして継続するのも素晴らしい。
しかし、どこかのタイミングで「失敗の受け入れ=諦め」が必要になります。

諦めるタイミングとは

結論は「本気で頑張らないと、気付かない」と思います。

本気で頑張ることで、どこかで「もう、マジで無理だ…」と思うはず。
そこが、諦め時だったりします。

失敗して良かった、私の経験

私の話も書きます。

私はランニングを始めた半年後に怪我をしました。
今となって思うことは、失敗して良かったです。

というのも、初心者の特徴でもありますが「成長が早い」というメリットがあるからです。
これがデメリットでもあり、要するに「リビングデッド(生気に欠けた、死んでいるはずなのに、生きている人)」になるんですね。

ランナーには、こういった人が多いと思います。

初心者だった私も、ある意味でリビングデッドでした。
成長を楽しんで頑張りすぎてしまい、疲れ果てて、右足を怪我しました。

右足を怪我していなかったら、ずっとリビングデッドで苦しみ続けたかもです。

その行動の先に未来はあるか?

すごく重要。

これはランニングを始めた時の自分に伝えたい。
当時の私は、下記の状態でした。

・ほぼ毎日ランニング
・お風呂に入らず、シャワーで済ます
・偏食であまり寝ない

しかし、怪我のおかげで気づけました。
つまり、このままランニングを続けても「その先に理想の未来は、ない」という感じ。

そこで努力しても、幸せになれないですよね。

オーバートレーニングの改善の仕方


話が抽象的だったので、具体的に話を進めていきます。
私の経験と照らし合わせ、考えていきます。

2つのオーバートレーニング【精神的、肉体的】

多くの場合、オーバートレーニングと言っても、なかなか実感が湧かないことがあります。
一般的なランナーにおけるオーバートレーニングというのは、2つあると思います。

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【1つ目】
・どうもやる気が起こらない
・トレーニングをしても効果が出てこない
「もう、走りたくない!」と思ってしまうような、
体というよりはメンタル的な面で起こりがちなもの
【2つ目】
・トレーニングのやりすぎ
・休みの日を設けず毎日走る
強度の高すぎるトレーニングが原因で、全然伸びない状態、
あるいは逆に低下してしまうような体が原因のもの

上記の2つのパターンがあると思います。

ランニングは長く休んでも大丈夫?

では、オーバートレーニングをどのように改善するのか。

・トレーニングの強度を落とす
・頻度を少し空ける

そうするだけでオーバーワークは簡単に解消できます。

でもですね、

・関節に疲労が溜まっている場合
・神経伝達物質が完全に足りなくなっているような場合

上記のような場合は、ちょっと休んだだけだとなかなか回復しません。
長めに休む必要があります。

そうするとこんな疑問が浮かんでくると思います。

長く休んでも問題ない?

走るのが好きな人に起こりがちな不安として、

長く休むと、せっかく積み上げてきた筋力が衰えるのではないか?

そう心配になってしまうんですね。

それについてですが、普通のランニング程度の場合、個人差はありますが、だいたい1週間ぐらいでしたら完全に休んでも、それほどパフォーマンス、筋力が低下することはないです。

ミトコンドリアとかは1週間ぐらいで、すぐに低下してしまうんですが、普段のランニング程度の場合は少し長めに休んでも落ちることはありません。

ですから、どうもタイムが伸びないとか、最近ちょっと疲れ気味とか、
トレーニングをしても全然筋力の向上が感じられない場合は、思い切って1週間ぐらい完全に休んでしまいましょう。

それでも筋肉は落ちることはありませんので、1週間休んだ後にトレーニングを再開してみると良いです。

そうすると意外に今までよりも筋力が増えたりとか、
また伸び始めたりすることがあったりしますので、思い切って休んでしまうと良いです。

停滞期の対処の仕方

また、ある程度トレーニングを続けていると、なかなか伸びないフェーズに突入します。
例えば、「6ヶ月続けて、1キロあたりのペースが5秒しか伸びない」みたいな感じ。

このようにあまり伸びないという場合は、まずトレーニングの強度を落として、その次にトレーニング頻度を減らします。

それでも伸びない場合は、完全休養を1週間ぐらい取り入れてみる。
そういう感じでだんだん、だんだんトレーニングの強度を落としていくようにすると、
オーバートレーニングを避けてうまく伸ばしていくことができると思います。

どうも最近伸びない、疲れが溜まっているようだと感じる場合は、是非試してみてください。

というわけで、今回は以上です。

出来る範囲で続けつつ、ときには挫折します。
とはいえ最重要は「ランニングを止めないこと」かなと思っています。

最後に私の好きな言葉を紹介します。

「今まで僕はずっと失敗してきた。勝ち負けでいえば一勝九敗くらい。」
ファーストリテイリング 会長兼社長 柳井正
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