ランニングのモチベーションを上げる方法【嫉妬を捨てる/禅の心】


ランニングのモチベーションを上げるためには、感情のコントロールが不可欠です。
なぜなら、ネガティブな感情があなたから多くのエネルギーを奪うからです。

エネルギーが高く保たれれば、モチベーションも高く保てる。
そのためには、エネルギーが奪われないようにする必要があります。

そこで大事になるのが「感情の客観視」です。

この方法を使うと、「不安な気持ち」や「怒り」を軽減できます。
そうなると、おのずとストレスも経験されていくという好循環が生まれます。

やり方は簡単で、

・自分の感情を客観視する
・第三者の立場で考える

上記のとおり。

自分の本音を客観的に診断して、問題点を解決していきます。
今回は禅のような話ですが、私はこの方法でランナー歴10年を超えることができました。

感情をコントロールする方法

手順は簡単です。
下記の3つだけ。

・手順①:感情を客観視する
・手順②:問題の原因を考える
・手順③:仕組みで解決する

手順①:感情を客観視する

まずは「感情を客観視」することが大切です。
なにか「ネガティブな感情」になった時は、客観視します。

「なぜ、この人はネガティブな感情になっているんだろう?」

このように、第三者視点で考えてみます。
客観視することで、それが「どうにもならないこと」であったり、「どうでもいいこと」であったりすることに気づけて、考えるだけ無駄だということが分かります。

そうすることで、エネルギーが漏れるのを防ぐことができます。

手順②:問題の原因を考える

続いては、問題の原因を考えます。

例えば、「友人の成長が早く、嫉妬してしまう」という感情が出たとします。

そしたら、次のように原因を考えます。

嫉妬の原因を考える事例
・〇〇さんは、めちゃくちゃ成長が早いな…。
・でも、何であんなに成長が早いんだろう…。謎すぎる…。
・使える時間は私と同じぐらいのはずだから、効率がいいんだろうな…。
・やっぱり、〇〇さんは能力が高いのか。悔しい…。
・あ、今自分は嫉妬しているな。客観的にならないと…。
・嫉妬してるこの時間、本当に無駄だな。エネルギーも駄々もれ。
・嫉妬してもメリットなんてないから、考えるだけ無駄。
・今後のために、他人と比較するのをやめよう…。

例えば上記です。

自分を客観視できれば、感情が揺さぶられても、徐々に静めることができます。

手順③:仕組みで解決する>

例えば「〇〇さんをみて、自分より成果をだしていることに嫉妬する」とかなら、

・尊敬するランナーの動画をみる
・尊敬するランナーの本を読む

上記の方法(仕組み)がいいなと思います。

つまり、他人と比べるんじゃなくて、尊敬する人からエネルギーをもらう。

他人と比べて嫉妬してエネルギーを奪われそうになったら、
上記の仕組みを発動するイメージです。

自分の意志の力で嫉妬をやめようとしても、解決は難しいです。
そうじゃなくて、例えば、「尊敬するランナーの動画をYouTubeでみる」といった感じで、
自分でルールを決める、儀式化するということです。

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ランニングのモチベーションを上げるために嫉妬を捨てる


嫉妬を捨てる事ができれば、誰からでも学ぶ事ができます。

嫉妬をする人の共通点

嫉妬をする人には共通点があります。
まず、負けず嫌いにもかかわらず、真正面から勝負を挑む度胸がありません。

また、努力して相手を上回ろうという向上心がない一方で、自分が劣っていると認めたくないという、プライドばかり異様に高い傾向があります。

他人を蹴落とすような言葉を吐くのは簡単ですし、
自分の立ち位置を相対的に上げる事ができます。

ただ言うだけ。書くだけ。努力も勝負も気力も知性もいらない。

簡単に自分の溜飲を下げることができるのですから、
嫉妬に逃げる人が多いのは当然と言えば当然です。

そんな嫉妬の最大の問題は、人から学ぶ機会を自ら奪ってしまうことです。
他人の成功の要因を綿密に分析することがなくなる。これは大きな機会損失です。

嫉妬心を捨てる方法

かくいう私も、常に感情に駆られています。

自分もランナーですから、知人がマラソンを走ったら、
完走タイムの情報は気になり、敏感に反応します。

昨今はSNSの普及により、あらゆる情報が瞬時に伝わるようになり、
自分の無能さ、敗北感を突き付けられる場面が増えるようになりました。

嫉妬心を前向きなパワーに変換する方法を身に付けていないと、
嫉妬心の感情に簡単につぶされてしまうでしょう。

そうならないようにするために、
無益な嫉妬心を捨て、前進するエネルギーに変換するための、
私が意識している思考習慣をご紹介します。

①相手の人格を無視し、プロセルに注目する。

人間性に注目すると、自分に合わないと腹が立つし、受け入れられなくなります。
しかし、「自分の成長の糧になるものは何か」にフォーカスした場合、
相手の人間性は関係ありません。

彼らが優しくても野蛮でも、素直でも、生意気でも、自分には何の影響もありません。
そもそも人間性を真似しても同じにはなれない。

だから人格は無視して、彼らがやっているプロセスにのみ注目し、
そこから参考になる部分はないかを探すのです。

②素直に悔しがる

悔しがることと嫉妬は、似ているようで全く異なる感情です。

嫉妬で自分の行動は変わりませんが、悔しがることは「自分の努力レベルでは負けたままだ」、
「相手を上回るためには、もっと努力をしないといけない」と自分のモチベーションを高める燃料になります。

劣っていることを自ら認め、相手がうまくいった理由を綿密に分析し、自分は何をすべきかを特定し、そこに向かって行動を起こす。そうやって、嫉妬心を成長の原動力に振り向けるのです。

というわけで、嫉妬を捨てマイペースにいきましょう

それでは、今回は以上になります。
ランニングのモチベーションを上げる方法は、

・嫉妬によってエネルギーを奪われてはいけない。
・それには感情のコントロールが大切。

感情のコントロールについて、再度まとめると、

・手順①:感情を客観視する
・手順②:問題の原因を考える
・手順③:仕組みで解決する

これらが大切ですね。

さらにいうと「ランニングをする⇒たまに感情が揺れる⇒仕組みで解決」という感じですね。

私はこれを実践しています。
そしたら、モチベーションが上がり、習慣になり、10年継続できました。

ランニングは永く付き合うべきものです。
マイペースで、ゆるく楽しく継続していきましょう。

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