世の中には「無責任なアドバイス」が溢れています。
そして、意外にもそのアドバイスを受け入れてしまう人が後を絶ちません。
その原因として、「アドバイスをする本人は、良かれと思って言っている」ということがあると思います。
過去の私も、友人からアドバイスを受け、信じて行動しました。
その時思ったことが
「努力しているのに結果が出ないなぁ。まだまだ努力が足りないのかな…?速い人ってスーパーマンなの?」
みたいな感じ。
無責任なアドバイスを信じると遠回りになります。
聞くべき相手を間違わなければ、間違いなく景色が変わってくるはずです。
では、どうすればうまくいくのか、その点について深堀します。
努力しても結果が出ないなら「努力の方法」』を変えるべき
「努力が美徳」と感じる日本人が多いですが、それは無駄なことです。
努力は無価値だと認識して、正しいアドバイスをもらうことにフォーカスしたほうが、
成果が上がり、結果として幸せになれるはずです。
結論:尊敬する人の意見を参考にすべき
全ての人は、ポジショントークです。
例えば下記の通り。
考えてみれば分かりますが、あなたの親からのアドバイスだと、どうしても保守的になりますよね。なぜなら、「怪我をしてほしくない」と思うからです。
「やめておいたほうがいい」「お前には無理だよ」と言うかもしれません。友人や恋人はあなたがランニングを始めてしまうと、相手にしれくれる時間が減りますよね?
まず、前提として意見を求める相手は経験者であるべきです。
経験者でも、自分と同じくらいのレベルの人ではなく、レベルの違う人に聞くのが鉄則です。
その理由については、後述します。
身近にいるからと言って、親や友人、知人、恋人などにアドバイスを求めはやめましょう。
結果を出す人は「サボり魔」である
結果を出す人は、努力自体に価値がないことを知っています。
「努力に価値はない→ショートカット出来ないか考える→ゴールまで最短距離で突き進むから結果が速く出る」といった感じ。
なので、もっとサボれないか考えてみてください。
自分のやっていることで、無駄なことは徹底的に排除しましょう。
現代なら書籍やネットから、「サボり魔の思考」をコピーすることができます。
アドバイスを受ける際に「対面で話す」とかって不要な時代になりましたね。
だから、本を読み、ネットを見て、そして行動するだけ。
でも、失敗すると資産が残る
しかし、失敗すると気付かないうちに下記に資産が残ります。
・経験値
・精神力
上記のとおり。
ストックした資産を使って更なる資産を生み出せます。
ここで積み上げた経験が他のことに応用できるかもしれません。
多くの人は失敗を恐れるあまり「現状維持」とかを願いますが、実はそれは「現状維持を選んでおけば、大きく失敗しないと願っている思考停止」だったりします。
良いアドバイスをもらっても、悪いアドバイスをもらっても、いずれにしても必ず失敗はするものです。
「持たざる者」に聞いても意味はない
ランニングに関わる基本的な知識、そしてそれを応用していくための知識(この段階ではノウハウ)は、具体的にどのようにして身に着けていけばいいのでしょうか。
あなたがまっ先に思い浮かべるのは、友人、知人、書籍などだと思います。
実は、この時点で「伸びる人・伸びない人」の差がつくのだと、私は思っています。
私が述べている知識は、「なんとなく、身につく」ものではありません。
あらゆる機会を活用して、「自分のために、何がなんでも身につける」ものです。
ランニングのアドバイスはレベルの違う人間に聞く、が鉄則
当たり前に思えて意外に盲点になっているのは「知識を持っていない人」に聞いてしまう過ちです。聞くほうも聞かれたほうも知識がないから、「なるほどね」と納得してしまう愚を犯します。
知識を身に着けるときは、自分よりどう考えても知識が多い人に聞かなくてはいけません。
これは鉄則です。友人に聞いても意味がないのです。
それも自分より1段か2段高いレベルではなく、
10段以上自分と比べて、知識レベルの違う人間に聞くのが理想です。
ランニングをやっている人は、どうしても自分と同等の人間に聞いてしまいます。
同等の人に聞くケースが多いのは、自分がランニングを始めるキッカケになったのが、身近な友人・知人の影響でことが多いためです。
単に、「聞きやすい」「頼みやすい」人で済ませてしまう。
例えば、新たにマラソン大会に挑戦しようとしたときに、「よく調べてから」という人が多いです。ところが、何をしているかというと、自分の友達に聞いています。
せめてネットで熟練の経験者の情報を見るなど、少なくとも根拠のある「知識」を得ることが、
「よく調べ」ことのはずです。自分よりはるかに知識が豊富な人に聞くのもいいでしょう。
自分より賢い人は誰なのか
知識を身につけるのには、自分より賢い人はだれか、それを見抜く目が必要になります。
ところが、もうその時点でも差がついています。能力の高い人は、能力の高い人を見抜くことができます。しかし、能力の低い人は、相手が能力が高いか低いかが分からないからです。区別ができないのです。
でも、いくらなんでも、どう考えても分かることはあるはずです。
世間一般的に考えればいいだけの話です。
ランニング未経験の自分の親と、プロが書いた本に書かれていることと、どっちが正しいのか。
自分の恋人と、ネットで探したベテランランナーのブログの情報、どちらが正しいのか。
それくらいは、わかるはずです。
そういうことが、まず分からなくてはなりません。どちらを信用するかという基本的な判断力です。こうした考え方が、まず大事なことなのです。
ランニングを始めれば、当然のように「疑問」「質問」が出てきます。
そのときに、自分の知りたい「対処法」を的確に伝えてくれる人選びましょう。
その人というのは、10の知識を持って10の知識を話す人ではなく、
100の知識を持って10の知識を出して、自分を納得させてくれるような人のことです。
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