ランニング本の読み方を解説する【努力家になる為の5つの手順】


私がこれまで実践してきた中で学んだ経験をもとに、
実用的なアドバイスを紹介しますが、
ここでは根本的な考え方について述べたいと思います。

あなたが読書をすることによって真っ先に変えるべきは、ノウハウではなく思考です。

「何のために読書するのか?」
「本を読んで得た情報をどうやって役立てたいのか?」
「知識や情報を役立てた自分は、どう成長したいのか?」

こうした点もしっかりと踏まえた上だ読み進めていってください。

スポンサーリンク

読書は投資であるという考え方

本の値段は1500円前後。この料金の本から学んだことをあなたの走りに生かせば、
10倍、100倍のリターンがあります。

私自身、それを実感していますし、私の周りにいるランナーは、
みな同じように「お金と時間を読書に費やす」という「自分への投資」をしています。

「投資」という考え方である以上、「暇がないから、本を読む時間が取れない」という考え方は成り立ちません。読書をするとは、時間をかけてでもやる価値があることです。そもそも、本を読まないから時間がないのです。

なぜばらば、書籍には先人の知識やノウハウが詰まっています。あなたが自分でゼロからスタートして試行錯誤するより、すでにある知識を借りて「自分の求める結果を出すか」に集中したほうが、うまくいくスピードと確立が高くなるのはいうまでもありません。

もちろん、それぞれランナーとしてのレベルが違いますから、本の内容を丸ごとマネするのではなく、著者のノウハウを工夫して使う必要はありますが、本から学ぶことによって、より早く、より少ない努力で、あなたの求める結果にたどり着けます。すると時間効率も高まり、余裕もできます。

だから上を目指そうとするランナーはみな本を読み、成果と時間のゆとりを手に入れます。
その時間でさらに本を読み、より成長していくというプラスのサイクルとなるのです。

さまざまな本を参考にする

読む本はなにも、ランニングやマラソンの本だけである必要はありません。
さまざまな本を「多読」することによって、インプットしたことを、いかにアウトプットするかを大切にします。

重要なポイントを抽出しつつ、さまざまな本から無駄な要素を切り捨て、
自分に役立つ要点だけ抜き出していきます。

読んだ本をあなたの走りにいかし、書籍代とあなたの時間という投資に見合う結果を確実に出すことを目的とします。

本選びにこそ力を入れよ

読書は良い習慣だから、何でもたくさん読めばいいというわけではありません。
書籍代はもちろん、なによりあなたの貴重な時間を投資するのですから、
それにふさわしい本かどうかを見極める必要があります。

第一に、自分に合う本を選ぶことが大切です。「自分の目標」「現状の問題」に合致する内容でなければ、どんなに良い本でもためになりません。

スポンサーリンク

例えば、初心者なのに上級者向けの本を読んでも役にたちませんし、
タイムを上げたいのに、マラソン体験記を読みあさっても効率がよくありません。

第二に、あまり分厚くて立派な本だと、挫折してしまう危険があります。
最初は、すらすら読めるような読みやすい本を選びましょう。

理論が中心に書かれた「教養型」よりも、実際に自分の走りにすぐに応用できるノウハウが書かれた「経験型」のほうがオススメです。

評論家や研究者の理論より、著者の成功体験や失敗談が書かれたもののほうが、成果は早く確実に出るはずです。同じジャンルで、読みやすい経験型の本をたくさん読めば、自分に合った方法が見つかるはずです。

第三に、役に立たない本を選ばないように、著者のプロフィール欄を確認するようにしましょう。
さらにネット検索することでスクリーニングするのもいいでしょう。

本の読み方を変えよ


目的を明確にして本を読むと、やがて重要なところと、そうでないところの見極めがつくようになります。

どうでもよいところを飛ばして大切なところに集中できるので、読むスピードが速まり、目的に合ってた内容は確実に吸収できます。

時間が無限にあると思うと、だらだら読んでしまったり、逆に読書時間を捻出できなくなるので、
あらかじめ「この本はこれくらいで読みきろう」という時間を制限するとよいでしょう。

本は本棚に飾ってインテリアにするものではなく、あなたの走りを飛躍させるための道具なのですから、どんどん線を引き、余白に書き込みをし、良いと思ったページの端は折り、使い込みましょう。

あなただけのメモを作ってアウトプットせよ

ただ本を読んだだけで終わってしまったらあまり意味がありません。
せっかく本を読んでも、「良いことが書いてあったな」と思うだけで終わっていまうと、
すぐに内容を忘れてしまいます。

それを防ぐためにポイントをメモしましょう。しかし、ただ記録するだけでは、
その場の満足に終わる危険があります。

忘れてしまうもう一つの理由は、書かれている内容を実行しなかったからです。実行しなければ、自分の身にならず、忘れていきます。これでは成果に結びつけるなど、到底無理で、せっかく読んだ本と時間が無駄になってしまいます。

本を読みながらメモをとりましょう。このアウトプットは大切です。
自分にとって重要な箇所だけを抽出した「あなただけの本」を作っていくイメージです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

1.読書は投資であると考えよ
2.さまざまな本を参考にする
3.本選びにこそ力をいれよ
4.本の読み方を変えよ
5.あなただけのメモを作ってアウトプットせよ

以上が本を読むにあたっての注意点です。ぜひ、参考にして取り入れていってください。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました