ランニング継続のコツは必死に頑張らない!賢い努力の方法は?


「こんなに必死に頑張っているのに、ちっともうまくいかない・・・」
あなたは、そう考えたことはありませんか?

でも、そう考えている人に限って、こんなことを言います。
「必死に頑張っているのに不公平だ!」と。

今回は、ランニングの賢い努力の仕方をご紹介していきます。

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ランニングは頑張りすぎると苦痛になる

「必死」という文字は、「必ず死ぬ」。死んでしまってはどうしようもないのにです。
一方で、いい加減は「良い加減」ですから、皮肉なものです。

必死に頑張っている人は、たいてい自分の限界ギリギリのことをやっています。
つまり、余裕がないのです。

むしろ、同じ頑張っている人でも、良い加減に余裕をもって楽しくやっている人は、
自分で無理なく確実にできるのとをやっています。

実は、私は必死に頑張ったことに対しては、うまくいった試しがありません。

例えば、私がマラソン大会出場に向けてトレーニングメニューを組み、
必死に頑張っていた時のことです。
仕事が忙しく、練習が予定通りいかなくて焦っていました。

そんな思いから、帰宅が遅い時間になっても夜に走り込んだり、
突如後れを取り戻そうと、必死にトレーニングメニューを死守しようとしていました。

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ところが、いざ本番になると、適当に余裕で練習メニューを消化しただけなのに、
目標のタイムでゴールした友人がいることに愕然としました。

さらに、私のだいぶ後からランニングを始めた友人に、
あっさりと自分よりも良いタイムでゴールされてしまったのです。

その事実に直面した時、「私はこんなに努力しているのに!これって私の限界だな」と実感。
その瞬間、あれだけ好きだった走ることが苦痛に変わったのです。
そんな時、悪いことは重なるもので、無理がたたったのか怪我をしてしまいました。

必死に頑張れば頑張るほど、疲れてくるし、余裕もなくなります。
若い頃であれば、「青春の甘酸っぱい思い出」として記憶に残しておけばいいでしょう。
けれど、社会に出てからは違います。

誰かと自分を比較しない

誰かのスピードに必死に合わせる必要などないのです。
自分が「必死に頑張るタイプ」なのか、「いい加減に頑張るタイプ」なのかによっても異なってくるでしょう。

「あいつのほうが自分より速い」と焦って、必死になっても意味がありません。
自分がいくら100%の力で頑張ったとしても、結果が自分の望むものでなかったら、まったく意味がないからです。

それに、自分の持っている力を100%出しきってしまうと、何かあった際に修正したり、
ふたたび頑張る余裕はもう残っていません。

けれど、良い加減で80%くらいの力でやっていれば、
何かあっても対処できる力があと20%残っています。

必死に頑張りすぎずに、まずは70%や80%くらいの力でできることを確実に、
そして丁寧に積み上げていく。「何事も余裕をもってやる」、この気持ちが大切です。

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