ランニングを習慣化していまして、現在は10年くらい続けています。そしてランニングをするだけじゃなく、マラソン大会にも数えきれないほど出場するくらいになりました。
ランニングを始めても、大半の人は挫折しますよね。
その理由は、「走り続けることは、想像以上にシンドイから」です。
しかし、「ランニングを習慣化」してしまえば、その痛みは和らぎます。
今回は、習慣化のお話をしてみようと思います。
※実際に私が取り組んで、経験に基づいてお話しします。
ランニングを習慣化する方法
あなたの周りに何をやってもうまくいく人っていませんか?
そういう人は良い行動を無意識に行える人です。
いわば、良い行動を習慣化している人です。良い習慣はすばらしい資産ですよね。
良い習慣をたくさん持てれば、きっと幸せな人生になるはずです。
その一方で、悪い習慣は増えれば増えるほど不幸に陥ります。
つまり、無駄な労力が増えたり、エネルギーが下がっていったりします。
習慣化という方法は、私のように、自分をコントロールすることが苦手だったり、
飽きっぽい人間にはとても便利です。
考えると行動には移りません。
習慣にしてしまえば、自動的に身体が動くようになります。
「これやろうかな?「あれをやろうかな?」「今からやろうか、それとも後でやろうか?」
などと考える間もなく、強制的に自分が動くようになるからです。
それはお風呂に入るようなものです。「お風呂に入ろうか、やめておこうか?」と考える人はいないでしょう。なぜなら毎日お風呂に入るのが習慣になっているからです。
歯磨きもそうです。朝に歯を磨くのは当たり前で、疑問を挟む余地もありません。
人間の意志は強くありません。意識的な行動は続かないことが多いのです。
意識的に行動しようとすると、「やる、やらない」で悩んだり、続かなくなることもあります。
しかも、やらなかった時には大きなストレスになります。
ですから、役に立つ行動は習慣にしてしまい、何も考えずに続けられるようにします。
やり始めるまでが面倒でも、何も考えずに続けれるということは非常に便利です。
ランニングを習慣化する際の注意点
結論から先に言うと、「大きな習慣をつくるには小さな習慣化から」です。
これは習慣化する上で重要なポイントです。
始めは小さなことか取り掛かり、いきなり大きな習慣を身につけようとは思わないことです。
例えば、「明日から朝早く起きて、5キロ走ってから出社することを習慣にするぞ!」と思ったとしましょう。
その心がけは素晴らしいのですが、大きすぎる目標は、かえってストレスになります。
そこで、小さな習慣からスタートするようにします。
小さな習慣からスタートすると、良い流れが生まれます。
大切なのは「やろうと決めた日」に「やろうと決めたこと」を確実にこなすことです。
ですから、スタートは小さく始めて確実に消化できるようにします。
「消化できた」という意識がベースに生まれると、やがて大きな習慣もできるようなります。
先ほどの例でいうと、「毎日5キロを走る」という習慣を身につけるのはなかなか難しいでしょう。そういうときは、「着替えて外に出るだけ」という確実にできる小さな習慣から始めます。
簡単なことでもよいので始めると確実に前進できます。1つ習慣になれば「これができたから次に進もう!」と思うようになるでしょう。
どんな小さなことでも成功体験を得ることで、次の目標も達成できるのではないか?、
と思えるようになります。小さな良い習慣を実行し、良い流れをつくりながら、大きな習慣を作っていきます。
また、習慣はたまに途切れることがあります。それを立て直す場合にも、小さな習慣をやることが大切です。大きな習慣が崩れているときは、小さな習慣も崩れていることが多いのです。
小さな習慣を行うことは、一見すると、バカバカしいと感じるかもしれません。
しかし、大きな習慣に取り組もうとしても、途中で面倒くさくなったり、
辛さに耐えられなくなったりして挫折してしまいます。
そして、また何もしない生活に逆戻りしてしまう。
そういうパターンを繰り返している人も多いのではないでしょうか。
というわけで今回はこれくらいにしようと思います。
ランニングを習慣化して、人生の難易度を徐々に下げていきましょう!
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